作曲・総合演出

今井 智景 (いまい・ちかげ)

愛知県立芸術大学卒業後、アムステルダム音楽院で学士と修士を取得。これまでに湯浅譲二、松井昭彦、ウィム・ヘンドリクス、ファビオ・ニーダー各氏に師事。B. フラー、B. ファーニホウ、B. ラング、R. サンダース、G. アペルギス、C. ガデンシュタッター各氏のレッスンを受ける。

作品は、L. フィス、H. シャファー、杉山洋一、I. アルディッティ、大久保彩子、M. オサドスキー、T. ナビヒト、鈴木俊哉各氏、ニュー・アンサンブル、アンサンブル・モデルン、東京シンフォニエッタなど、国際的に活躍する指揮者や演奏家達によって、ガウデアムス国際音楽週間()、ハンブルク室内音楽祭()、ダーク・ミュージック・デイズ(アイスランド)、ルツェルン音楽祭(スイス) 、武生国際音楽祭など国内外の音楽祭で演奏され、西ドイツ放送局、オランダのラジオフリークなどでも紹介される。また、パリ秋祭()、ヴィッテナー・タゲ室内楽音楽祭() 、ミュージック・フロム・ジャパン()などから委嘱を受ける。他分野の芸術とも積極的に交流を深め作品を発表している。2005年から2009年までロームミュージック財団奨学生。第28回入野国際作曲コンクール佳作賞、

Prix Annalie de Man 2012佳作賞を受賞。デ・コンポニスト()、第4回アンサンブル・モデルン国際作曲家セミナー()招喚、第5回国際現代音楽祭オストラーヴァ・デイズ(チェコ)にレジデンス作曲家として、2014年には、毎年山口県秋吉台芸術村で行われている現代音楽ワークショップ「秋吉台の夏」に招待作曲家として参加。現在、現代音楽を中心としたアートイベントを行う団体「Seainx project(シーインクス・プロジェクト)」アーティスティック・ディレクターとして、名古屋に現代音楽の裾野を広げる活動を行っている。ドイツのミュージック・プロダクション・ダブリングハウス&グリム、アンサンブル・モデルン・メディア等より作品が収録されたCDが発売中。今年11月にはフランス・ストラスブールの芸術団体 ”Hanatsu-miroir”主催による今井智景ポートレートコンサート「Masque」が予定されている。